このブログについて

MagicFluteは6本の指だけで3オクターブもの音域を演奏できる電子吹奏楽器。

このブログ「MagicFluteを作ってみよう」では、奇楽堂が試作してきたこのMagicFluteについて、一般の方でも製作出来るよう、各部品や作り方の情報を掲載していきます。
また、奇楽堂が開発したオリジナル部品セットの頒布に関する情報や、オリジナルiPhoneアプリの紹介なども掲載していく予定です。

あなただけの電子の笛を作ってみませんか!
ただいま、より安く製作できる組み立てキットを開発中です。乞うご期待!
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以下、このブログのカテゴリーの内容を紹介します。
1.MagicFluteとは:MagicFluteの機能や使い方、動画などを紹介します。
2.作り方overview:MagicFluteを作ってみたい方は、まずこちらからお読みください!
3.電子基板の作り方:電子部品の基板への取り付け方、配線など、電子回路系の製作の詳細情報をご紹介します。
4.リコーダー型の組立て:リコーダー型筐体への電子部品取り付けや、全体組立てについて。
5.オカリナ型の組立て:オカリナ型筐体への電子部品取り付けや、全体組立てについて。
6.部品情報:MagicFluteを製作するために必要な部品モジュールの購入先を紹介します。
7.オリジナル部品情報: MagicFluteのオリジナル部品を集めたセットの内容や購入方法、3D Printによる筐体の内容や購入方法について。
8.ファームウェアについて:マイコン内部に搭載されたプログラムのバージョン履歴など。
9.音源情報:MagicFluteを接続して音を鳴らすためのMIDI音源の紹介など。
10.設計資料:必要に応じてMagicFluteの各種設計書を掲載します。

2-3.必要な工具

MagicFluteを作るには以下のような工具が必要です。


・ハンダ、ハンダごて
電子工作ですので、何は無くとも必要です。これから一セット揃えるのでしたら、ハンダごてを置く台も必要ですね。

・ニッパー
同じく電子工作の必需品。ケーブルや不要な配線、ピンヘッダなどの切断に使います。

・ケーブルストリッパー
ケーブルのビニール皮膜だけを剥がす工具。無しでも何とかなりますが、イライラしそう。

・ドライバー
書くまでも無いとは思いますが、ネジ締めに使います。さすがに皆さん持ってますよね。

・防水用接着剤
吹き口に気圧センサーを取り付けますが、吹き口内部の密閉性を確保するのは非常に重要です。配線の穴から空気が漏れると気圧が上がらなかったり、風切り音がうるさくなる可能性があります。
こういった箇所の空気穴を塞ぐため、それから電子回路を水分から守るため、防水用接着剤でセンサー以外を覆います。

・テープ
必ず使う場所があるわけではないですが、あれば何かと便利です。仮止めや、ナットの固定などの用途に使います。

・テスター
電子回路製作では、ハンダがきっちり付いているか確認するために、テスターは必需品。こまめにきちんと導通しているか確認しましょう。

2-4.失敗してしまった方へ

モノを作りますので、当然失敗してしまうこともあります。

MagicFluteの組み立ては繊細な作業も多いですし、市販品ではないので部品自体に痒いところに手が届かない部分もあるかと思います。

特にハンダ付けは失敗してしまうとなかなかリカバリが難しく、何千円も出して購入した部品がオシャカになってしまうこともあります。

こちらは個人で作り方を紹介しているサイトですので、失敗した場合の補償までは致しかねますが、一括で販売している部品をバラ売りするなど、こちらで対応出来る範囲でご協力出来ると思います。その際には、お気軽に問い合わせ願います。

また、組み立てで間違いやすいところなどの指摘などありましたら、今後の設計変更などにいかしたり、本サイトでの説明を追加、修正したり致しますので、こちらについてもご意見がありましたら何なりとおしらせくださいませ。

メールアドレスは以下になります。よろしくお願い致します。
kigakudoh@gmail.com

2-5.製作済みの完動品を購入したい方へ

本ブログでは、MagicFluteを製作する方法について情報提供することを目的としていますが、MagicFluteを使いたいけれども、製作せずに完動品を購入したいという方もいるかと思います。

一般的な商品ではなく、個人が製作した電子工作作品を個人間で売買する、ということをご了承していただけるようでしたら、できる限り対応していきたいと考えています。

まだ金額や納期などは決めてはおりませんので、詳細については別途、奇楽堂までお問い合わせください。